睡眠外来とは睡眠障害に悩む患者に向けた専門的な検査・診療をする医療機関です。従来この管轄は精神科や心療内科、内科が担っていましたが、近年は睡眠外来という専門的な機関の需要が高まり、日本睡眠学会が認定した専門医が所属・治療を行うようになりつつあります。

睡眠外来における看護師の仕事とは、主に患者の睡眠習慣の指導、そして医師のサポートです。まず外来に訪れた患者の症状や病歴を聞き、日常生活の様子や実際のバイタルサインを測定して、それらを医師に伝えます。その後、医師の診察を受けた患者には症状を改善・抑制する注意点などを伝え、通院が必要ならば経過観察を行います。

睡眠外来の看護師には特別な資格は必要ありませんが、逆に医療看護スキルが培う・学ぶ機会の少ない外来でもあります。逆に言えば、睡眠外来はブランク明けの転職・就職には向いています。睡眠外来の仕事の探し方は、看護師に特化した転職エージェントやナースセンターへの登録がおすすめですが、就職条件や待遇の良さからとても人気の高い求人で、応募が殺到する現場でもあります。複数の転職エージェントに登録してアンテナを張っておく、いち早く最新の求人に気づいて応募するなどして、倍率の高い応募に対応していきましょう。倍率が高く落ちやすいからこそ、十分に準備をする時間があるとも言えます。最新情報を逃さないように気をつけながら、エージェントによる面接アドバイスや就職相談を重ねて、「次のチャンス」に万全を期して挑んでいきましょう。